今、思うこと

今、思うこと

2018年12月25日
娘を上海日本人学校に迎えに行き、そこから車で5分ほどの所にある公文に連れて行った。週2回语文を学んでいる。

娘は小6、12歳である。

明日岡山に帰ることになっている、正月を実家で迎えるのは久しぶりだ、この10年くらいは上海での年越しだったと思う。私は今53歳、15年前に上海で生活を始めた。上海に来た時には独りだったが今は4人家族である。

今回岡山で上海に来て以来自分からは会おうとしなかった人達と集まる事にしている。人付き合いが得意でないめんどくさがり屋の私は岡山に帰ることが有っても友人達にも連絡することは稀である。

人に会う事に消極的な私もさすがにそんな事言ってられなくなってきた。お金が無い。と言うか仕事が無い、収入源が無い。現在、今日明日食べる物にも困る訳では無いが今後を想像すると今のままではそうなってしまいそうだ。

人に頼る事は恥ずかしい事であると思っていた私は人の評価を気にするあまり友人達とも距離を置いてきた。しかし今のままではどうしようも無いと思うと考えられるのは友人達を頼る事である。自分から距離を置いてきた人達は私にとって最大の助けである。

复兴公园

今日は朝から友人に会うために花園飯店に来た。このところ彼とは1、2ヶ月に一度のペースで彼の上海出張に合わせて会っている。

10時半頃に別れ遅い朝食をとろうと思い茂名路から淮海路そして思南路に入った所で麺を食べた。ここは11時開店だったので一番乗りだった。

ここから少し思南路を歩くと復興公園が在る。今朝は2、3度まで気温が下がり寒かったが今は10度以上まで上がっていると思われ日差しが暖かい。天気も良いので復興公園を歩くことにした。

おそらく10年程復興公園には足を踏み入れてなかったと思う。上海で暮らし始めてしばらくして復興公園に近い小区内に部屋を借りて住んでいた。初めの頃は時間も有ったので復興公園にもよく行っていて、朝早い時間に行くと太極拳をやっている人達も沢山いた。太極拳を学んでいる一つのグループに声を掛け、入れて貰い暫くは頻繁に通った。
今でも朝早くは公園内の人口密度が南京東路なみになるのかなと昔を思い返した。

12時前ということもあり人はそんなに多くないと思うが、天気も良く気温も上がって来ているので年配の人の塊があちらこちらに作られている。将棋やトランプ、麻雀を楽しんだり、歌やダンス、筆の鍛錬をしたり。復興公園は都会の雑踏とは時間を別にした緩やかな賑わいが有る。

海外対応の炊飯器を買ったみた。

上海で暮らしている私が東京都東久留米市の家電販売店で中国国内で使用可能な日本製の電気炊飯器を購入しようとした所そのお店には海外電圧対応の物は置いていないとの事でした。
その家電販売の店員さんが「秋葉原には海外からの観光客や日本国内から海外赴任の際日本国内で家電を買い求める人が集まります」と教えてくれました。

後日秋葉原に行きお店をさがしました。やはり秋葉原は外国人が多く店員さんも外国人が多いように感じました。免税対応のお店も多く外国人観光客だけで無く一時帰国している日本人も免税対象となります。何ヶ所か見て回りましたが比較的有名なお店の家電売り場に入りました。

炊飯器が使用電圧ごとに分けて陳列棚に並んでいたのですが私は気付かなかったので店員さんにお願いして説明をして貰いました。海外対応の炊飯器の中から1つ選び購入する事にしレジに列び会計しました。対応してくれた店員さんは中国人男性で非常に丁寧に免税や支払いの説明、手続きをしてくれました。支付宝や微信など中国国内で使用可能な決済方法が日本でも使用出来るようですが中国の身分証明書によによる登録がされてないと使えないようです。

日本では店員さんの対応が本当に丁寧で有難いです。今回炊飯器の説明をしてくれた中国人女性店員さんやレジで対応してくれた中国人男性店員さんのように日本に長くすまれている外国人の方は私よりずっと日本人らしかなと思ってしまいました。